ポケモン歴25年のこがねむしです。
この記事はNintendo Switch専用ソフト「ポケットモンスター スカーレット/バイオレット」からポケモンデビューした方や、または本格的に対戦を始めてみたいと考えている方に向けて書いております
「ポケモン対戦してみたいけど一体何をすればいいのか分からない」
という完全にガチの初心者の方に向けて、1から順序に沿って解説していきます。
出来るだけややこしくならないように心がけて書いています。
少しでも皆様の力になれると幸いです。
好きなポケモンを1体か2体くらい決める
え?強いポケモンじゃなくて好きなポケモンでいいの?
ポケモンにはこんな名言があります。
つよいポケモン よわいポケモン
そんなの ひとのかって
ほんとうに つよいトレーナーなら
じぶんの すきなポケモンで
かてるように がんばるべき
分かったか?
え?あ、はい。
(´゜◞౪◟゜) ぶっちゃけ、強いポケモンはどのみちパーティに入ってくるので好きなポケモンから決めちゃっていいと思います。
好きなポケモンを決めたら育成の方針を決める
ここでは仮にマフィティフを選んだとします。
まずは「マフィティフ」で検索してみてください。
すると様々なデータが出てくると思います。覚える技、特性、生息地などなど。
ワザとかは分かるけど、
「HP80とか攻撃120」っていうのはなに?
それは種族値です。
ポケモンの種族ごとに決められた能力です。
なんで敬語?
ポケモンを育てるための基礎知識
種族値とは
ポケモンにはHP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さという6つのステータスがあります。
例えばカビゴンは「HPは高いけど、素早さは低い」、
それに対してピカチュウは「素早さは高いけど、HPは低い」。
このような差を生み出しているのが種族値です。
ですから当然、この数値を変えたりすることはできません。
例えばマフィティフの種族値は下記のようになっています。
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
80 | 120 | 90 | 60 | 70 | 85 |
基準としては大体、100を超えていれば高いです。
逆に70以下だと低い印象です
つまりマフィティフの場合、ポケモン全体で見ても攻撃力が高いと言えます。
(実際、SVのファーストシーズンでは400種類中35位です。)
なるほど!
じゃあこの攻撃力を活かして育てればいいんだね!
その通りだが誰だお前は
そうはいってもこのブログをお読みいただいているであろう初心者の方に
「じゃあこの攻撃力を活かして育てればいいんだね!」
といってもどうすればいいのかよく分からないと思います。
そのためにここから、基礎となるワードともにより詳しい解説をしていきます。
なんかすみませんでした
性格補正とは
ポケモンには25種類の性格が存在します。
この性格を上手く活用することで大幅に能力の差が生まれます。
ちなみにこれは僕が孵化厳選してるときの画面ですが、
右側を見ると性格とその効果も全て分かるようになっています。
マフィティフの能力を活かすのであれば、攻撃が上がる性格が良いと思います。
なおかつ元から特攻が低いため、特攻が下がる性格がオススメです。
つまりマフィティフにオススメの性格はいじっぱりということになります。
このような感じでポケモンの種族値に合った性格を選んであげましょう。
もちろん例外もありますが慣れるまではこんな感じで十分です。
性格は孵化厳選をして親から受け継ぐ方法と、ミントを使って変える方法があります。双方メリットがあるので好みの方法でいいと思います。
ちなみにミントはフリッジタウンのラッキーズなどで20000円で売っています。
個体値とは
この辺でつまづく人が多いのですが、実は簡単なポイントなので頑張りましょう。
(筆者も20年ほど前、ルビサファの頃につまづいて一度は対戦デビューを諦めました。)
ざっくりいうと個体値とはポケモン1体ごとの才能の違いです。
上述した6つのステータス、HP~素早さにそれぞれ0~31までの32通りの才能の数値が割り当てられます。
何だか急にややこしくなってきたね
文章で書くと尚更ね。
ってかオラチフどこ行った?
個体値は単純に高いほどステータスが高くなります。
まずはマフィティフにとって最高の個体値、
つまり特攻を除く5つのステータスで31を目指します。
孵化厳選
オーソドックスな方法です。
父ポケモン+母マフィティフ(オラチフ)の組み合わせでピクニックをし、タマゴをたくさん産んでもらいます。
ピクニックでタマゴを作ると、両親の個体値12個のうち3つが遺伝します。
さらに親のどちらかに「あかいいと」を持たせると個体値が5つ遺伝します。
そうして優秀な子ができたら、さらにその子を親にしてタマゴを作るという作業の繰り返しです。
ちなみにテラレイドバトルで捕まえたポケモンは個体値が高いので親に向いています。
ついでに両親どちらかに「かわらずの石」を持たせるとその親の性格が100%遺伝します。
ですのでもし都合よく「いじっぱり」の父親がいれば、まずはメスのマフィティフorオラチフとタマゴを生ませていじっぱりのオラチフを生ませましょう。
でも孵化厳選ってそもそも優秀な親がいないとできないってことだよね。
初心者には厳しくない?
そんな人のために別の方法があるよ。
ってか君どこ行ってたのよ。
すごいとっくん
フリッジタウンにいる怪しい男に「ぎんのおうかん」というアイテムを渡すと、
50レベル以上のポケモンの個体値を1つだけ31にしてくれます。
つまりその辺でオラチフを捕まえてきて
怪しい男に「ぎんのおうかん」を5個渡し、
ミントで性格を変えれば厳選(?)完了です。
さらにぎんのおうかんはデリバードポーチで20000円で売ってます。
え、それじゃ個体値厳選ってする必要あるの?
それはまた別の機会に記事にするよ。
ものすごく薄い記事になるけどね。
(´゜◞౪◟゜) そこそこ優秀な子が生まれるまでは孵化厳選、足りない部分だけ特訓ってのが一般的かも。
努力値(きそポイント)とは
ポケモンにはこっそり努力値と呼ばれるものが入ってます。
HP~素早さの6つの能力に合計510まで振ることができ、
1つの能力には252まで振れます。
この努力値を入れるとステータスが上がります。
個体値が31(奇数)の場合は4+8nで入れると無駄がありません。
この努力値調整がポケモンバトルの醍醐味であり、
ポケモンというコンテンツが子供から大人まで幅広く愛される理由の一つです。
まぁバトルに慣れるまでは高くしたい能力2つに252ずつ振り、残った6をどこか別のステータスに振っておけばOKです。
努力値はどうやって振るの?
まあ当然の疑問だね。
もう君が誰かはこの際どうでもいいや。
ドーピング(ジャンキーにオススメ)
タウリンやハネなどのアイテムでポケモンを薬漬けにします。
薬1つにつき10ポイント、ハネ1枚につき1ポイント、
該当の能力に努力値が入ります。
つまり努力値を252振りたい場合、
タウリン×25ときんりょくのハネ×2を使えば終わりです。
倫理的に問題はありますが
お金さえあれば一瞬です。
大量の野生ポケモンを襲撃する(サイコパスにおすすめ)
ポケモンバトルで相手ポケモンを倒す(捕まえる)と、経験値と同時に努力値も入ります。
倒したポケモンの種類によってどのステータスの努力値が入るかは違うので、
「上げたいステータスに努力値が入るポケモンが多い場所に行く」
↑これが基本です。
例外もありますが、進化前ポケモンなら1ポイント、1進化ポケモンなら2ポイント、2進化ポケモンなら3ポイント入ります。
さらにパワー●●というアイテムを持たせておくと、それに対応した努力値が8入ります。
【例1】パワーリスト(攻撃+8)を持たせてストライク(攻撃+1)を倒すと攻撃+9。
【例2】パワーリスト(攻撃+8)を持たせてコイキング(素早さ+1)を倒すと攻撃+8,素早さ+1。
つまり攻撃の努力値を252振りたいのであれば、
パワーリストをオラチフに持たせてストライクを28体倒せば完了です。
ちなみに戦うのは別のポケモンで問題ありません。
オラチフは手持ちにいるだけでOK!※ひんし状態除く
こっちも倫理的に問題がありますが、
お金はかかりません。
まとめ
まずは何はともあれ【好きなポケモンを育てること】が大切だと思います。
何故なら本来面倒な「孵化厳選」や「努力値振り」などの部分もモチベーションが保てるからです。
そして1体できあがってしまえば、後は同じ手順でもう一体、また一体と育成していくだけです。
1,好きなポケモンを決める
2,そのポケモンの種族値や技を調べる
3,孵化厳選などで理想個体を作る
4,努力値を振る
ステップにすると以上です。
大体、野生ポケモンを狩る方法で努力値振りをしても30~60分くらいで一体完成します。
努力値調整のやり方について詳しく書きました↓
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