KONAMIの大人気カードゲームを元にしたアプリ「遊戯王マスターデュエル」。
2022年12月末のアップデートにて新たな力を手に入れた騎甲虫(ビートルーパー)の紹介です。
昆虫大好き(実際にはそんなに好きではない)こがねむしが、色々と性癖を醸し出しながら紹介します。

ちなみに「こがねむし」というのは本名ではありません。詳しくはサイト紹介&プロフィールをご覧ください。
2023年10月環境に合わせて調整したバージョンの記事書きました↓
【騎甲虫】とは

元々は、来日前に既に数多くの公式大会を圧倒的実力によって総なめしていました。
そしてついに、遊戯王マスターデュエルの2022年8月(7月だったっけ?)のアップデートにて実装され、日本中が歓喜と熱狂の渦に包まれたのです。
当時の勢いは神がかり的に凄まじく、なんとTwitterのトレンドワード上位10位を「騎甲虫」関連のワードが独占。新聞や週刊誌も大々的に取り上げる等、カードゲームとしては異例の大騒ぎになりました。
しかし、日本人の中には(ほんの一部ですが)デュエリストではない人もいます。
寝ても覚めてもビートルーパー祭りで世間が大狂乱している様を「令和の蝗害」と揶揄する人もいたほどです。
とにかく、【騎甲虫】来日は、良い意味でも悪い意味でも戦後最大級のイベントだったことは言うまでもありません。
この記事ではそんな騎甲虫(ビートルーパー)について紹介していきます。

この度、晴れて【騎甲虫】の一員になったこがねむしです。

お前の場合は【奇行虫】って感じだけどな。

かっけぇ!
【騎甲虫】デッキレシピ
実際にマスターデュエルでこがねむしが使っているものです。
ダイヤ3~4をウロウロできるくらいの実力があります。

微妙。

モンスター32 ※表記はカテゴリ順
フライングマンティス
B・F-必中のピン×2
B・F-連撃のツインボウ
増殖するG×3
応戦するG×3
灰流うらら×3
屋敷わらし×2
ゴキポール×3
共振虫×3
騎甲虫アサルト・ローラー
騎甲虫スケイル・ボム×2
騎甲虫スティンギー・ランス×2
重騎甲虫マイティ・ネプチューン
竜咬蟲×3
怪粉壊獣ガダーラ
デビルドーザー
魔法8
ハーピィの羽箒
おろかな埋葬
封印の黄金櫃
騎甲虫隊降下作戦
コズミック・サイクロン×2
墓穴の指名者×2
罠2
夢限泡影
騎甲虫空殺部隊
EXデッキ15
【シンクロ】1
B・F-決戦のビッグ・バリスタ
【エクシーズ】1
No.3 地獄蝉王ローカスト・キング
【リンク】13
リンク・スパイダー
転生炎獣アルミラージ
甲虫装機 ピコファレーナ×2
トロイメア・フェニックス
騎甲虫アームド・ホーン×2
トロイメア・ユニコーン
熾天蝶
召命の神弓‐アポロウーサ
アクセスコード・トーカー
大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス

赤いカードは入れ替え候補です。
というかガダーラについては、「”クモグスと入れ替えよう”と思っては忘れる」というのを1ヶ月ほど繰り返しています。

深刻な病気の可能性ありそう。
【騎甲虫】の基本戦略
最終着地点は手札に【増殖するG】がある状態です。
そのついでにインヴィンシブル・アトラス等が立ちます。

効果モンスター 星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 200 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。 (1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。 ●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローする。
【増殖するG】を安定して構えることで、相手の展開を抑制します。
更に後述のカード群によって、【増殖するG】を力ずくで通します。

なんだかんだ、【増殖するG】は最強の抑止力ですから。
主なカード紹介

昆虫族レベル4通常モンスター
ゴキポールの効果で除去を行うための弾です。

効果モンスター
星3/地属性/昆虫族/攻1000/守1200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキからレベル4の昆虫族モンスター1体を手札に加える。この効果で通常モンスターを加えた場合、さらにそのモンスターを手札から特殊召喚できる。その後、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つ、フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。

ここは好みで選びましょう。
事故要因なので入れない人もいますが、逆に入れてないせいで困ることも多いです。

数少ない「対象を取らない破壊」だし、折角なら使いたいよね。
コンマイ語の「対象を取る/取らない」についてはこちらで解説してます。
候補↓





以前は【烈風の結界像】がよく居たので風属性にしてましたが、今は【御前試合】で縛られにくい地属性がオススメです。
騎甲虫スティンギー・ランス

効果モンスター
星7/風属性/昆虫族/攻2400/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、自分の墓地の昆虫族モンスター1体と相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを持ち主のデッキの一番下に戻す。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ビートルーパー」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
【増殖するG】を【墓穴の指名者】から守ったり、相手の墓地利用を止めたり、とにかく大活躍のモンスターです。
②の効果も強く、後述の【騎甲虫空殺部隊】をサーチしてくることで制圧に一役買います。

ピン差しのレシピも多いですが、手札に居れば1妨害としてカウントできるため俺は2枚入れてます。
騎甲虫空殺部隊(ビートルーパー・フロートスティング)

カウンター罠 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):自分フィールドに「ビートルーパー」モンスターが存在し、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。 (2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに攻撃力3000以上の昆虫族モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに自分の墓地から昆虫族モンスター1体を除外して発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。
軽い発動条件!サーチが容易!再利用が可能!
基本的に強いことしか書いてないですが、対応できるのはモンスター効果のみなので注意。

同名ターン1制限が付いているのでピン差し推奨です。
竜咬蟲(ドラゴンバイト)

チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/昆虫族/攻1000/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札からレベル4以下の昆虫族モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分の手札・墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、レベル4以下の昆虫族モンスター1体を除外し、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルをターン終了時まで、除外したモンスターのレベル分だけ上げる。
マスターデュエルでは2022年末に急にドラゴン族から派遣されてきたバイトです。(一応、昆虫族になっています。)
シンプルで使いやすい展開補助効果を持ち、2つ目の効果も【共振虫】との相性が抜群な新オイルです。

オイルってなんだよ。

潤滑油。
共振虫(レゾナンス・インセクト)

効果モンスター 星4/地属性/昆虫族/攻1000/守 700 (1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキからレベル5以上の昆虫族モンスター1体を手札に加える。 (2):このカードが除外された場合に発動できる。デッキから「共振虫」以外の昆虫族モンスター1体を墓地へ送る。
なんと効果が2つとも強い上に回数制限がないという怪物。
1つ目の効果でデビルドーザーをサーチし、そのままデビルドーザーのコストとして除外。そして2つ目の効果で【ゴキポール】を落としてサーチ効果に繋げる。
とても美しいですね。

ガダーラorクモグスを自発的にサーチできるのも偉いですよね。
【騎甲虫】の展開例
初めに言っておきますが騎甲虫(ビートルーパー)は3枚始動です。

ヒェッ……

3枚始動のルートはネットに載ってるので、俺は2枚+手札コストのルートを載せます。【共振虫】がいると条件が少し緩和されるのデース。
【共振虫】+【竜咬蟲】+手札コスト1枚

別に【竜咬蟲】でなくても、【共振虫】+【トークン以外の昆虫族1体】をフィールドに出せればOKです。
≪結果≫
・フィールド
【大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス】
【騎甲虫スティンギーランス】
【騎甲虫空殺部隊】
・手札
【増殖するG】
【騎甲虫スティンギーランス】or【壊獣】

意外にえげつない。
1,【竜咬蟲】を召喚し、効果で【共振虫①】を特殊召喚。
2,2体で【騎甲虫アームド・ホーン】をリンク召喚。
3,墓地に送られた【共振虫①】の効果で【デビルドーザー】をサーチ。
4,墓地の【共振虫①】【竜咬蟲】を除外し、【デビルドーザー】を特殊召喚。
5,除外された【共振虫①】の効果でデッキから【ゴキポール】を墓地へ落とす。
6,【ゴキポール】の効果で【共振虫②】を手札に加える。
7,【騎甲虫アームド・ホーン】の効果で【共振虫②】を召喚。
8,【デビルドーザー】と【共振虫②】で、【甲虫機装ピコファレーナ】をリンク召喚。
9,墓地へ送られた【共振虫②】の効果で、【騎甲虫スティンギーランス①】をサーチ。同時に【甲虫機装ピコファレーナ】の効果で手札コストを捨て、デッキから【応戦するG】を【騎甲虫アームド・ホーン】に装備。

相手の耐性持ちがジャマな場合は、ここでスティンギー①の代わりに壊獣をサーチしてください。
10,【騎甲虫アームド・ホーン】と【甲虫機装ピコファレーナ】で、【大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス】をリンク召喚。墓地へ送られた【応戦するG】の効果で【増殖するG】を手札に加える。

今回は2枚始動で書いてるので無理ですが、もし墓地に余裕があればピコファレーナの効果で1枚ドローしてください。
11,墓地の【騎甲虫アームド・ホーン】の効果でテキトーに3枚除外して蘇生。
12,【大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス】の効果で【騎甲虫アームド・ホーン】をリリースし、デッキから【騎甲虫スティンギーランス②】を特殊召喚。
13,【騎甲虫スティンギーランス②】の効果で【騎甲虫空殺部隊】を手札に加えセット。
【騎甲虫】は正義のデッキ

【騎甲虫】は正義のデッキです。
高攻撃力で耐性持ちのエースモンスターを出し、後はそれを軸に脇を守るというスタンス。いかにもアニメの主人公っぽくて非常に分かりやすいですね。
また実際に対面してみればすぐに分かることなのですが、【騎甲虫】が放つ手札誘発は正義の手札誘発です。
例えば、相手が先攻でガチャガチャ展開してきて、こちらのターンに万全の態勢で【増殖するG】を撃ってきたらどうですか?

ムカつきますよね?
何故なら、それは単に相手の運が良かった結果でしかないからです。
「たまたまコイントスで勝ち、たまたま展開札があった。」
ここまでは許しましょう。
しかし、その上「たまたま増殖するGを持っていた。」
こんなのはたまたまではなくキンタマです。


キングのタマしい!!

黙れ。
しかし【騎甲虫】が相手ならばどうでしょう?
【増殖するG】は騎甲虫たちが努力して手札に加えたもの。
【騎甲虫空殺部隊】で【灰流うらら】を無効にされても。
【騎甲虫スティンギーランス】で【墓穴の指名者】を不発にされても。
その全てが必然の出来事。
これにムカつくという人は少ないのではないのでしょうか?

堂々と制圧し、堂々と妨害する。
これが正義以外の何であろうか?

まあ神牌みたいに堂々と不快なテーマもあるけど。
皆様、正義の昆虫部隊【騎甲虫】を使ってみてはいかがでしょうか?
コンマイ語の講師(月収2500万円)をしております。よかったらそちらの記事もどうぞ↓
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