
どうも、元ゴーストバスターズのこがねむしです。

喋る犬ポケモンです。不服にもこの人に飼われています。
今回の記事は「もしも怪談の状況に陥ったらどうする?」という、日常生活に役立つ実戦的な内容。なおかつ汎用性、応用性の高いものです。
脳が擦り切れるまで熟読することをオススメします。

今回の記事は心霊スポット巡りとかではなく、コチラにその気が無くても向こうからやってきてしまうタイプの怪異3体に絞ってお届けします。最終的にはPart10(30体)くらいまで書きたいです。

なんかPS5でやってたオバケのゲームの影響だろうなぁ・・・。
口裂け女

【概要】 口元をマスクで隠した女性が「私、キレイ?」と尋ねてくる。 「キレイ」と答えると、女性は「これでも?」と言いながらマスクを外すんだけど、その口は耳元まで裂けているっていうからビックリ★ ちなみに「ブス」と答えると普通に殺されちゃうゾ★ 1978年頃に当時の小中学生に社会問題になるほどの恐怖を与え、模倣犯(?)まで現れたゾ★

何この説明文?

数多く存在する妖怪の中でも口裂け女は別格とも言える。実際に社会に大きな影響を及ぼしたわけだから、「実在する」と言っても過言ではない。ってかこの前会ったし。

今すごいこと言わなかった?
口裂け女にはいくつか有名な対処法があります。
【①「ポマード」と唱える】
【②好物のべっこう飴をあげる】
【③口を見ても「キレイです」と言う】
などです。

何でポマード?

ポマードを付けた男にトラウマがあるせいで聞くだけで怯えるらしい。でも場合によっては更にブチ切れてくるらしい。

じゃあダメじゃん。

他の対策も微妙だよね。普通はべっこう飴なんて持ち歩いてないし、外見にコンプレックスを持つ女性に対して軽い気持ちで「キレイ」と言うのはポリシーに反する。

殺されるより良いと思うけど。
【対策】
質問に答えずに会話の主導権を握って困らせる。

口裂け女は相手を必勝パターンにハメて1キルするタイプの妖怪なので殆ど他人と会話しません。誕生したのが1978年だとすると30年以上もマトモに会話していない=高確率で会話が苦手ということです。

そうかな?そうかも。

会話ギミックメインの妖怪なのに口下手なのは致命的。恐れずにコミュニケーションを取れば確実に主導権を握れます。

会話ギミックって。

実際、俺が遭遇した時はこんな感じ↓でした。
「私、キレイ?」
「んーどうかな……?一旦、マスク外してもらってもいいですか?」
「え!?い、いきなり?」
「え?マスクしてたらキレイかどうか分かんないじゃないですか」
「え~っ…と、それはまあ、そうなんですけど流れっていうか……」
「流れ?あー、やっぱりこれYouTubeとかの撮影ですか?」
「いや!撮影とかは全然してないです!」
「?じゃあ何ですか?」
「いや、何って……なんというか」
「……?」
「……私、キレイ?」
「チッ 猫が待ってるんでもう帰っていいスか?」
「あっあっ、ハイ!可愛いですよね!猫ちゃん!」

妄想とは思えないほど生々しいコミュ障感。

だから「実際に会った」って言ってるだろ。

目が本気だ。
ターボばあちゃん

【概要】 トンネル内を自動車で走っていると、ターボばあちゃんが自力で並走して驚かせてくるゾ★ 最高時速は140kmという説も!?あ、六甲山にいるらしいよ★
ジャンプ+で大人気連載中の「ダンダダン」でも大活躍しています。

社会問題にもなっている煽り運転(自力)です。悪質ですね。

でも並走してくるだけで他には何もしないんでしょ?

直に危害を加えてこなかったとしても、交通事故に繋がる可能性だってあるんだから極めて危険度が高い妖怪だと思うぞ。

そういう妖怪だしなぁ・・・
【対策】
六甲山でトンネルを走る時は時速5~10kmくらいで走る。

要はババアの能力を発揮できない状況を作るということ。仕方なくちょっと早歩きで並走してくるババアをドラレコで撮影してSNSにアップしてやろうぜ!

対策に悪意がありすぎでしょ。ターボばあちゃんが可哀想だよ。

別にババアのスピード自慢に付き合ってやる義理なんてないし。

こんなに冷酷な目、初めて見た。
メリーさんの電話

【概要】 捨てた人形(メリーさん)から電話が掛かってくる。 「オッスオラメリーさん、今ゴミ捨て場にいんぞ」 恐ろしくなって電話を切るが、またすぐに掛かってくる。 「オッスオラメリーさん、今オメェの後ろにいんぞ」

瞬間移動で来ちゃったんだね。

元ネタのメリーさんはフランス人形ですが、派生形として日本人形やぬいぐるみ、死んだ知り合いパターンもあるので、怪談の中では出会う頻度高めです。

一度も出会ったことないけどね。
【対策】
「不明な発信者を消音」をONにしておく。
この機能をONにしておくと、電話帳に載っていない相手からの着信が消音され、直に留守電に切り替わります。※留守番電話オプションに加入していない場合は、通話中のように偽装します。

iPhoneのやり方を画像で説明します。




ダークモード使ってる人初めて見た。

メリーさんの目的は明らかにこちらを精神的に追い詰めることなので、現代の力でそれを防ぎましょう。

メリーさんの電話を直に着信拒否するんじゃダメなの?

いい質問です。
この方法にはメリーさんからの電話を着信拒否する方法よりも遥かに大きなメリットがあります。
まずメリーさんの電話を着信拒否するためには、最初の一回は普通に受ける必要があります。
こちらが電話に出た場合は言わずもがなですが、仮に電話に出なくてもメリーさん目線では呼び出し音が鳴った時点で電話の電源を切っていないことが確認できる上、2本目を着信拒否された場合、確実にこちらが着信を認知していることがバレます。

こちらに恐怖を与えていると確信したメリーさんは、別番号(公衆電話など)で掛け直しながら接近してくるでしょう。

それは電話の相手がメリーさんだと知らなくても超怖いね。
しかし「不明な発信者を消音」機能を使えば……

メリーさん視点では「こちらが電源を切っているように感じる」+「留守電を聞いているかも分からない」ため、「精神的苦痛を与えている」という確信が持てず、いつまでもスタートできません。

でもずっと電源切れてたらメリーさんも変に思うんじゃない?

メリーさんはゴミ捨て場にいるんだぜ?

え?
あ!そうか。
メリーさんには『ゴミ収集車が来るまで』というタイムリミットがあります。

電話は繋がってないけど行っちゃおうかな?あ、家の近くまで行っておいて「ゴミ捨て場にいる」って電話でスタートするのもあり?いやそれはバレる可能性が高いし、なによりプライドが許さないわ。やっぱりゴミ収集車が来るギリギリまで粘った方が……ハッ!電話が繋がらないのは電源が切れてるのではなくオヤスミモード!?なら朝にはつながる可能性が高いのでは……?

という感じで逆にメリーさんを精神的に追い詰めることができます。

何で常に相手を追い詰めるの?

あとそもそも「不明な発信者を消音」機能は普段から有用なのも高ポイント。メリーさんのついでに、セールスや間違い電話なんかも防げます。

むしろそっちがメインでしょ。
※留守番電話オプションが付いてない場合はこちらも着信を認知できないので注意。
まとめ

令和になって久しい現代においても、妖怪は私たちの頭の中に存在しています。
それはつまり、私たちの頭の中に存在する常識や知識と同様に、妖怪も常にアップデートされるということです。
大人になった今だからこそ、「あの妖怪って現代だと色々厳しいだろうな~」とか、子供よりも楽しくリアルに妄想できることもたくさんあります。

まあ俺はこの前実際に会ったんだけどね。

ハイハイ。
たまには妖怪について考えてみるのも面白いと思います。保証はしませんけど。

こんな感じの色んな戯言をのたまいます。
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